今回はプログラミングスクール最大手のDMM WEB CAMPの無料カウンセリングをしたのでレポートします。
プログラミングスクールの最大手のDMM WEB CAMP。
私は以前、You Tubeでオリエンタルラジオの藤森さんが、DMM WEB CAMPでWeb制作を学んでいる姿を見て、とても楽しそうに学習しているのがとても印象に残っていて、以前から気になっていました。
そして藤森さんのWebページはDMM WEB CAMPで学びながらご本人が制作しています。
Webページはこちら
とてもかっこよいWebページです。
私もWebページ作成を現在学習中ですが、あわよくば転職も考えているので、転職コース(就業両立コース)とプログラミング学習コースの2つのコースの話をききました。
今回は転職コースについて詳しく解説します。
DMM WEB CAMPはの転職コースは3つのコースがあります。
- 就業両立コース
- 専門技術コース
- 短期集中コース
DMM WEB CAMPの他のスクールにはない大きな特徴
- 転職コースの専門技術コースと短期集中コースは入学のための試験があります。
DMM WEB CAMPの受講金額
- 転職コース(短期集中コース)¥690,800
- 転職コース(専門技術コース) ¥910,800
- 転職コース(就業両立コース) ¥756,800
転職コースは高額ですが、専門技術コースに関しては専門実践教育訓練給付金制度が利用できます
今回は転職コースの就業両立コースについて無料面談を行いましたので詳しくレポートしていきたいと思います。
それでは、どうぞ。
目次
DMM WEB CAMPとは
株式会社インフラトップ / Infratop Inc.(DMM.com グループ))が運営しているプログラミングスクールのサービスです。
DMM.COMは英会話サービスや、FXサービス、動画配信サービス、ゲームなどインターネットサービスをメインに展開している大企業になります。
今や大手一流企業として認知されていますが、昔はアダルドビデオをメインに販売して急成長した企業です。
2014年に設立された比較的歴史の浅いプログラミングスクールです。
「プログラミングで未経験の人の転職をサポート」するというのがスクールのコンセプトにあり転職率は98%と高確率で転職の実績を残しています。
98%の転職率とは内部での履修項目をしっかりと終え、転職準備のステップまで進めたひとの割合です。
DMM WEB CAMP 転職コース
DMM WEB CAMPには就業両立コース、専門技術コース、短期集中コースの3つのコースがあります。
全てオンラインで受講が可能です。
転職コース 全コースの学習期間と内容
コース名 | 1~6ヶ月目(520時間) | 6~12ヵ月め |
就業両立コース | ・Git ・HTML/CSS ・JavaScript ・Ruby ・Rails ・MySQL ・aws | 転職活動 |
就業両立コースは1日平均3時間、週20~25時間の勉強で半年で学習が終了するように組まれています。
コース名 | 1ヶ月目 | 2ヶ月目 | 3ヶ月目 | 4ヶ月目 |
短期集中コース | ・Git ・HTML/CSS ・JavaScript ・Ruby ・Rails ・MySQL ・aws | 受講生同士でチーム開発 | 個人開発 | |
専門技術コース | ・Git ・HTML/CSS ・JavaScript ・Ruby ・Rails ・MySQL ・aws | 受講生同士でチーム開発 | 個人開発 | 専門技術学習(AI学習、クラウド学習) |
プログラミング学習はDMMオリジナルカリキュラムにそって学習します。動画テキスト、静止画テキスト共にあるそうです。
オンライン完結型スクール DMM WEBCAMP PRO各コースの違いを説明します
転職コース 就業両立コース
就業両立コースはその名の通り、会社員を続けながら学習を続けて転職をしたい人向けコースです。
空いた時間、隙間時間を利用しながら学習をします。学べる言語はこちら。
- HTML
- CSS
- Javascript
- Ruby
- Ruby on Rails
- aws
- Github
- MySQL
就業両立コースの受講金額
就業両立コースの受講金額は¥756,800になります。
こちらは専門実践教育訓練給付金制度が利用できません。
就業両立コースの学習内容
学習内容の詳細はこちら
-
STEP1基礎知識学習フェーズ 122.5時間・Gitを学ぼう
・HTML/CSSを学ぼう
・Rubyを学ぼう
・Railsを学ぼう
・アプリケーションを完成させよう
・アプリケーションを完成させよう2 -
STEP2応用学習フェーズ 82.5時間チーム開発の概念を学ぶ
システム設計
ECサイト開発 -
STEP3ポートフォリオ制作 180時間ポートフォリオ作成
AWSを学ぼう
デプロイを学ぼう -
STEP4チャレンジ学習フェーズ 95時間JavaScriptを学ぼう
開発スキルアップ
AWSを学ぼう(クラウド実践編)
トータル学習時間は480~520時間。
他の転職サポートがあるスクールよりは学習時間が少なく早く転職活動ができるのが特徴です。
参考までに他のスクール(転職サポートがあるコース)の学習時間はこちら
- ポテパンキャンプ→約5ヶ月間、 556時間
- RUNTEQ →約9ヶ月、1,000時間
- DIVE INTO CODE →4ヶ月(就職コース)or 12ヶ月(ウィークリーサポートコース)
就業両立コースにはライフサポートコーチがつく
1人の「担任」のうような方がつき、プログラミング学習以外のことや将来の目標、学習スケジュールを相談できます。
週に1回の面談があり、学習の進捗の報告や 悩み相談をしてくれます。
⾯談がない⽇でも、不安なことや困ったことがあればチャットへ相談できます。
最近のプログラミングスクールの転職サポートには「担任」制がよく見られます
転職コース 専門技術コース
専門技術コースの受講金額
就業両立コースの受講金額は¥910,800になります。
こちらは専門実践教育訓練給付金制度が利用できません。
専門技術コースの学習内容
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STEP1インプット学習・Git
・HTML/CSS
・JavaScript
・Ruby
・Rails
・MySQL
・aws -
STEP2チーム開発受講生同士でチーム開発
-
STEP3個人開発ポートフォリオ作成
-
STEP3専門技術学習AI教養、またはクラウド教養を選択で学習
こちらはAI学習もすることができます。
AI教育とは、ディープランニングや評判分析を行います。
クラウド教育は数学、統計学、モデルの構築などを行います。
転職コース 短期集中コース
最短3ヶ月で未経験からプロのITエンジニアを目指すコースにあります。
短期集中コースの受講金額
就業両立コースの受講金額は¥690,800になります。
こちらは専門実践教育訓練給付金制度が利用できません。
短期集中コースの学習内容
学べる学習内容は以下。
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STEP1インプット学習・Git
・HTML/CSS
・JavaScript
・Ruby
・Rails
・MySQL
・aws -
STEP2チーム開発受講生同士でチーム開発
-
STEP3個人開発ポートフォリオ作成
学べる言語は就業両立コースと一緒ですが、2ヶ月目で「チーム開発」をすることができます。
チーム開発とは・・・
実際の開発現場では他のエンジニア以外にWebデザイナーやディレクターなど様々な人とチームで開発を行います。
この開発コースでは、開発工数(どれくらいの作業時間がかかるか?)などのスケジュールやチーム開発におけるコミュニケーションも学びます。
独学や他のスクールでは学べない「チーム開発」ができるのは魅力的です。
すべてのカリキュラムが終了すると転職サポートを受けることが可能です。
転職コースの最大の特徴→ビデオチャットは何度でも可能
学習のビデオチャットでの質疑応答については、回数制限や時間制限が設けられていません。
理解できるまで、質疑応答に対応してくれます。
時間は13:00~22:00。
朝活の方は少し不便かもしれません。
他のスクールは月2回、週1回など、回数制限があります。DMM WEB CAMPは質問が何回でも受けられるので、つまづいた時に、すぐ聞くことができるので時間短縮にも繋がります。
転職コースの学習以外のサポート
学習以外に転職するためのサポートがあります。
ライフサポートコーチと以下の4つのものを進めていきます。
ガイダンス
IT業界やエンジニの仕事の知識に対しての理解を深めるガイダンスが設けられています。
自分が思っているイメージと実際の企業とのギャップを埋めていきます。
目標設定
自己分析を通じて自己に対する理解を深め、自分の人生の理想を明確にします。
書類作成・添削
企業に提出する書類を作成し、キャリアアドバイザーと一緒に添削をしていきます。
希望のすり合わせ
転職先企業についての希望のすり合わせを行います。改めて転職活動の方向性を定めます。
学習期間終了後から始まり、⾃⼰分析や書類の作成など、転職時に必要な全てをサポートをしていきます。
転職サポートには厳しい条件があり。
転職サポートには厳しい条件が設定されていますので、よく確認することが重要です。
全期間で共通で設定されている条件
- 運営部やキャリアアドバイザーからの連絡には48時間以内に返信すること( ※事前に返信できない期間を運営部またはCAに連絡していればOK)
- イベントや⾯談の無断遅刻・⽋席をしないこと
学習期間中に設定されている条件
- ⽉間40時間以上、かつプログラミング学習期間として定める6ヶ⽉間で400時間以上の学習をすること
- 学習期間内に設定されている期⽇までに課題合格すること( ※1,2,3,5ヶ⽉⽬に課題を設定)
- 学習期間終了⽇までにPFの提出が完了すること
- ※延⻑/休⽌した場合は、延⻑/休⽌後に再設定された学習期間終了⽇とする
転職活動期間中に設定されている条件
- ⾃⼰学習の継続すること ※GitHub更新を最低でも3⽇に1回以上ペースで実施
- 学習が終了した⽉の翌々⽉21⽇までに転職活動を開始できること
- 推薦する企業の⽇時が指定された選考を1か⽉間に5回以上受けること
- 現職における退職⼿続きの状況が転職活動中の選考結果に影響を与え、内定を得られない場合
- 推薦企業に合理的理由なく辞退した場合 ※志望度は理由に含まない
- DMM WEB CAMPのサポート以外を利⽤して転職活動を⾏なった場合
特に「転職活動期間中に設定されている条件」の⑤については要注意です。
推薦される企業はほぼ確実に選考を受けなければなりません。
断る権利がないので、しっかり交渉してどの企業を受けるかの意思を伝えることが必要です。
転職コースは入学するのに試験あり。試験内容は?
DMM WEB CAMPの転職コースに入学するのには入学試験があります。
試験といっても、筆記試験などではありません。
受講者が本当にDMM WEB CAMPの転職コースに入学して転職の可能性のポテンシャルをもっているのか?をみる試験です。
試験内容は、タイピングテスト、Githubテスト(DMMが作成した、簡単な編集をするテスト)、適正検査です。
適正検査で落ちる人も多く、特に30代以上は落ちる可能性が高いです。
DMM WEB CAMPの転職コースの求人は?
DMM WEB CAMPの提携している企業をおススメしてくれるのは基本的に20代まで。紹介して転職した例は33歳だそうです。
20代の方にはDMMの提携している企業を案内してくれるそうですが、30代半ば以降は自分で就職先を見つけてサポートしてもらうことになります。
30代には転職は厳しいと何度も言われました…。
30代でエンジニア転職を目指したい方はDIVE INTO COADがオススメです。
DMM WEB CAMPコース メリットとデメリット
DMM WEB CAMPコースのメリットとデメリットは以下の点
メリット
- 20代、30代前半にはサポートが手厚い
- プログラミングの学習の厳しさをしっかり教えてくれる。
- 迷いながら学習することはない。
- 学習中に質問を対面で何回も可能。
デメリット
- 入学試験があるので、30代以降は厳しい。落ちる可能性大
- 30代半ば以降だとサービスが薄い。
- 受講料(就業両立コース、短期集中コース)は高額。
まとめ
転職確率98%ある、DMM WEB CAMP 転職サポートですが、入学するにも条件があり、転職サポートを受けるためにも厳しい条件がそろっています。
その関門を抜ければ、高い確率で転職が可能となる仕組みになっています。
第二新卒や20代半ば~後半で現在、就職していない方にはとても魅力的なスクールだと感じました。
転職サポートコースは20代を中心にサポートしていますが、DMMのプログラミング学習コースでは転職、副業もサポートしています。気になる方はこちらへ
特に専門実践教育訓練給付金制度を利用すれば実質35万円で受講できるので、転職サポートを受けられるスクールではかなり安い金額になります。
20代でエンジニア転職を確実に実現させたい方にはおススメのスクールです。
転職保証付きプログラミングスクール DMM WEBCAMP COMMIT